花束
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x only 2012年03月

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ご無沙汰しておりました~ えっ!もしかして再開?



いやぁ~
随分長い間放置したモノですなぁ~
掃除や害虫駆除をやらないとお店を再開できませんぞい…


ってことで、お店を再開?することになりそう?
店主が追われる身なので、また突然、店を閉めてどっか行っちまうかもしれませんが
それはご愛嬌ってことで、よろしくお願い致しますわいwww

リハビリ?を兼ねて、おひとつお料理を…
オイッこの料理喰ったことあるぞッ!
とか
腕が堕ちたんじゃね?
とか言うんじゃないよ~><









- 邪転 -



「そこまでよッ! 邪魔法界の騎士、首なしデュラハン!」

誰も寄りつくことがないであろう半壊した洋館。
その大広間に飛び込んで来た少女が首のない黒い鎧の動きを制止する。

「フフフ… ひとりで飛び込んで来るとは、バカな小娘だ」
「フンッ! すぐにみんなが駆けつけてくるわ  それにッ!」

少女が握りしめた右手の拳を顔の前に持ってゆくと、拳の甲に黄色に輝く神魔方陣が浮かび上がった。

「神魔法ッ! 我が主、大地の女神ガイアの力よ」
「フフフ… そこまでだ」
「!?」

今度はデュラハンの言葉が少女の動きを制止する。

「た…す…けて……」
「ッ! ま、まさか、シスター?」

顔は見えないが、その声は聞き覚えのある声だった。

「く…くるしい……」
「やっぱりシスターの声…
  でも、どうしてシスターがデュラハンに…」

デュラハンの腕の中でぐったりしているシスターをみつめる少女の拳が解かれ魔方陣も消えてしまう。

「フフフ… 大人しくしてもらおうか
  神魔法戦士ガイア  いや、大地檸檬(おおちれもん)」
「人質なんて…卑怯よ  シスターを放しなさい」
「フフフ… こちらの言うとおりにするならば
  この女を解放してやってもいいが」
「わたしに何をしろと言うの…」

デュラハンの言葉に檸檬は怪訝な表情を浮かべる。

「フフフ… 簡単なことだ
  この女を助けたいと思うなら」

デュラハンの手が檸檬に向けて振られると、黒い塊が彼女の前に現れ、宙に浮かんで止まった。

「!? 手袋?」
「フフフ…
  それを両手に嵌めて、神魔方陣を封じてもらおう」
「なっ!」
「フフフ… さすがにそれは出来ぬか」
「うぐぅ……はぁぁ……」
「ま、待って!! シスターに何を」
「フフフ…
  この女の命を頂いている
   早く決断しなければ、この女の命はないぞ」

シスターの体が青白く輝き、デュラハンに精気を吸い取られていた。

「あ…あぁぁ…」
「ま、待ちなさい!! この手袋で神魔方陣を封印すればいいのね」

宙に浮いたまま制止している不気味な黒い手袋を手に取った檸檬。
神魔方陣を封じられて神魔法戦士ガイアへの変身を阻止されても、すぐに仲間が駆けつけて来ると信じ、檸檬は手首までを覆ってしまう黒い手袋を嵌めた。

「嵌めたわ これでいいでしょう  シスターを… うっ…」

手の甲に痛みがはしり、黒い手袋の上に神魔方陣が紅く浮かびあがった。

「えっ!? 痛いっ…  な、なによ… これ…」
「フフフ… こうも簡単に行くとはな」
「ウフフフ…
  ね、言ったとおりでしょう
    最初に狙うなら、ガイアだって…」
「え、えぇっ! シ、シスター?」

デュラハンに抱かれているシスターが地面に降り立ち、身に着けている服を脱ぎ放つ。

「お、お前は… ッ!   きゃぁぁぁぁぁぁ…」

檸檬が嵌めた手袋が邪悪な黒いオーラに変化し、紅く輝く神魔方陣に吸収されて行く。

「混沌の女神カオス…  ワ、ワナだったのね…」
「ウフフフ…
  そうよ まんまと引っかかってくれた
   デュラハン この娘が堕ちるまで、他の神魔法戦士を外で足止めしてなさい」
「フフフ… 御意」

デュラハンは自身の影にその身を沈めて、駆けつける神魔法戦士の迎撃に向かう。

「待てッ! みんなの…  イッ、キャアァァァァァァァァァァ」

黒いオーラを吸収した神魔方陣は黒く染まり、腕から体全体に電子基板の回路のような線が黒く描かれて行く。

「ウフフフ…
  仲間が到着する前に
   堕ちちゃえば、キミに任せてもいいのよ…」
「それは…どういう… わたしが…堕ちるって…  うう…うぐぅ…」
「ウフフフ…
  堕ちるって言うのはね
   キミが邪魔法界の戦士に生まれ変わるってことなのよ」
「そ、そんなこと…  イギッ!」

電子回路図のような黒い線は檸檬の全身にどんどん拡がっていた。

「ウフフフ…
  キミが嵌めた手袋、あれは堕神方陣と言ってね…」
「ハッ… ハッ… ハッ… ぐわァァァァァァァ」
「ウフフフ…
  神魔法界の者を、邪魔法界に隷属させる魔法具なのよ」
「ウググ… わたしは… たえる…  堕ちたり…  ギヒッ」

全身に拡がる苦痛に耐えながら、言葉を漏らした檸檬が天を仰ぎ、大きく目を見開く。

「ウフフフ…
  ムリよ 耐えることなんて出来ないわよ
   キミの神魔方陣から
    すべての神魔法回路を邪魔法回路に書き換えちゃうんだから…」
「ウギギ…  グググ…   カハッ…」
「ウフフフ…
  それって、これまで抱いてきた意志や価値観が
   邪魔法界のそれに置き換わるってことと一緒なのよ…
    って、アテナに踊らされてる 人間界の小娘に言ってもムダよね」
「んグぅ… んん…  うぐッ……」

目を見開いて苦しむ檸檬の顔にも黒い線が現れ、邪魔法界に隷属させる紋様へと変わっていった。

「ウフフフ…
  ほら、隷属の証が刻まれたわよ
   いまからキミのご主人様は
    アテナじゃなくて、このわたくし、カオスよ」
「だ…れガハッ…」

拒絶の言葉を口にしようとした檸檬の意識が飛び、目が反転すると、邪悪な黒いオーラの球体に包まれた。

「ウフフフ…
  とりあえず魔法回路の書き換えが終わったようね
   目覚めなさい
    わたくしの可愛いシモベ、邪魔法戦士カオスガイア」

黒い球体が次第に消滅し、両膝をついて力なく首をうな垂れている檸檬が姿をあらわす。

「ウフフフ…
  生まれ変わった気分はどう?」
「ハイ… とても素晴らしい気分です…」

抑揚のない声で答えた檸檬が顔を上げて、輝きの失せた眼でカオスを見上げる。
回路図のような模様は消えてなくなっていたが、その顔は邪悪な黒いメイクを施したように、唇と目の周りが黒く染まり、額に邪魔法界の紋様が刻まれていた。

「ウフフフ…
  素敵になってるじゃない
   新しい力を纏い、わたくしに忠誠を誓いなさい」
「ハイ… 仰せのままに」

鈍い動作で頭を下げた檸檬がゆらりと立ち上がり顔の前で拳を作ると、神魔方陣に似て非なる黒い邪魔方陣が浮かび上がる。

「邪魔法… 大地の女神ガイアの力と、我が主、混沌の女神カオスの加護を… 魔装装着…」

眩い輝きに包まれ、白銀と黄色に輝く女神の姿を模した魔装スーツが装着される神魔法戦士のときとは異なり、檸檬の体は暗黒に包まれ、禍々しいオーラを纏った黒銀と闇黄色の色違いの魔装スーツが装着される。

「邪魔法戦士カオスガイア ここに降臨
  混沌の女神カオス様に永遠の忠誠を誓います
   このカオスガイアに…何なりとご命令を…」
「ウフフフ…
  いまはまだ操り人形みたいね
   完全に邪魔法回路が馴染むまで、もう少し時間が必要かしら…」

邪悪な笑みを浮かべたカオスがデュラハンがいるであろう方向を見やった。

― ウフフフ… デュラハン、カオスを連中に返してあげましょうか… ―
― フフフ… 御意 ―

駆けつけた神魔法戦士を館の外で足止めしていたデュラハンが命令に従い撤退する。

「ウフフフ…
  カオスガイア
   もうすぐここに神魔法戦士たちが駆けつけるわ
    キミは神魔法戦士ガイアとして、連中に合流するのよ
     わたくしの命令があるまで、これまで通りに行動するの わかった?」
「ハイ… かしこまりました カオス……様…」

魔装スーツが解除され、元の姿に戻った檸檬は、カオスの前に跪き頭を下げると床の上に崩れ落ちた。

「ウフフフ…
  今度はキミが、神魔法戦士を堕とすのよ…」

灰色の風が吹き、カオスの姿を消し去ると、入れ替わりに白銀と蒼の魔装を装着した神魔法戦士セレネーが大広間に現れ、倒れていた檸檬を抱き起した。

「檸檬ちゃんッ! しっかりして、檸檬ちゃんッ!!」
「う… うぅ… セ…レネー…」
「檸檬ちゃんッ 大丈夫ですか」
「う…うん…  あれ… ここは…どこ…  わたし…一体…」

檸檬が頭を押さえて記憶を辿る仕草をしていると、白銀と紅の魔装のアポロンと白銀と碧の魔装のゼウスが周囲を警戒しながら広間に入って来た。

「邪魔法界の気配は完全に消えた 檸檬、大丈夫か?」
「は…はい… スミマセン…みんなを待たずに…」
「無事ならいいんです 檸檬さんもデュラハンに襲われたのね」
「はい、デュラハンを見つけて、ここまで追いかけて来たんですが…」

アポロンが魔装を解除すると、ゼウス、セレネーも魔装を解除する。

「今回は大事に至らなかったが、これからは注意しなさいよ 檸檬」
「天道紅音(てんどうあかね)先輩 スミマセンです…」
「クスクス… これで何度目のピンチでしょうか?」
「6度目です… 碧川空子(みどりかわくうこ)先輩」
「紅音さん、空子さん
  これからは私が責任を持って、檸檬ちゃんを見張りますから…」
「夜神月子(やがみつきこ) 庇ってくれて感謝です」
「その、月子さんの言葉も何度目だったかなァ…」
「あぐっ…  4度目です…」
「クスクス…」

いつもと変わらない様子の檸檬に安堵した3人を見る、檸檬の瞳に邪悪な輝きが宿り。

― ハイ かしこまりました ご主人様   必ずや、彼女を… 邪魔法界に… ―

去り際にカオスが残した魔法思念を受け取った檸檬の眼に、次に狙われる神魔法戦士の姿が映っていた。





おまけの次回予告…

「まったく、心配ばかりさせて…」
「ご…ごめんなさい…」
「檸檬
  今日は少しキツめの、お仕置きよ…」
「くぅん…」

檸檬をベッドに押し倒すと、自身は黒いボンデージを身に纏う。

「ンフぅ…
  いつも以上に興奮する…
   檸檬… 覚悟なさい」
「あぁっ…
  今日はこれを…
    用意してきました…」

檸檬の手には、カオスから授かった鈍い輝きを秘めた黒い手袋が。

「ンフフフ…
  そんなに私を興奮させたいの…」

檸檬から黒い手袋を奪い取ると、見せつけるようにして手袋を嵌める…

檸檬はその光景を邪悪な笑みを浮かべながら見上げていた…

よしっ!
この続きはみんなの脳内で補完しよう~



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