花束
  1. 無料アクセス解析
x only 『悪の復活』4品目にございます?

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

『悪の復活』4品目にございます?


お待たせ致しました
『悪の復活』4品目にございます
いろいろ妄想していて、少し間隔が空いちゃいましたが
どうぞごゆっくりお召し上がりくださいませ

食後にクレーム、感想など頂ければと…
宜しくお願い致しま?す


それと
プロフィールにアバタを配置しました?
悪の組織に捕まり、カチューシャ型の洗脳装置で
戦闘員にされた正義ヒロインをイメージして作成しましたww

って説明しないと分かってもらえなかったろうな… orz





悪の復活  - 4 -



「せ、先生 どうしたんですか、その顔  まるでドラキュラじゃないですか」
「ドラキュラ? あぁ、この牙ね これはショッカーのヴィールスに感染したら生えるらしいのよ」
「そうなんですか ショッカーのヴィールスに… エエッ!! ヴィールスって、大丈夫なんですか!」
「人間をショッカーの戦闘員に変えるヴィールスだそうよ 今からマナにも感染させるから、大人しくなさい」
「ス、スゴイ… 人をショッカーの戦闘員に変えるだなんて、本当にここはショッカーの……エッ?  わたしにヴィールスを感染させる?    エエッ!! ちょ、ちょ、ちょっと待って下さい!」
「フフフッ… マナ」
「いや、あの、ちょっと、九鬼先生、やめ…あっ…イタッ」

女とは思えない強い力で、紅子はマナの両腕を押さえると、首筋に2本の牙を深々と突き刺した。

「…イタィ……ィィ……ア…アァァ…イィ……ィ…」

苦痛に歪めた顔が恍惚へと変わり、それも直ぐに消えて表情が無くなった。

「ンフゥゥ… さて、どんな変化を見せるのかしら」

研究者らしい興味津々な顔でマナを見つめる紅子。
ヴィールスを注入され、抵抗しなくなったマナの瞳に紅いフォーカスが宿り、半開きになった口元に白い牙が2本生え、顔が赤と青に染まってゆく。

「ィ…」
「? マナ、何か言った?」
「イ…」
「ン? なに?」
「イーッ!!」

紅子が掴んでいた手を離すとマナはふらふらと後退して、何もない壁に向かって直立不動の姿勢をとると、奇声を発し、黒く染まった爪までを真っ直ぐ綺麗に伸ばした右手を高々と掲げた。
するとマナが見上げる目線の先にあるレリーフの赤いランプが灯った。

「イーッ!! 偉大なるショッカー首領様の仰せのままに」

奇声と言葉を発すると、いきなり裸になったマナは網タイツを穿き、黒と紅のレオタードとニーハイのブーツを着け、腰に紅のサッシュを巻いた。

「これがショッカーの戦闘員…」

紅子が狂喜を含んだ笑みを浮かべ、戦闘服を纏ったカナをなめるように見つめていると。

「イーッ!! かしこまりました 偉大なるショッカー首領様」

右手を高々と掲げ、奇声を発したマナが奥の棚から1組の戦闘服を取り上げると、紅子の前に跪き、頭を垂れて両手でそれを差し出した。

「紅蝙蝠女様 こちらをお召し下さいませ」
「ちょっとマナ! 紅蝙蝠女って何よ!! それに着替えろってどう言う…エッ!?」

レリーフのランプが輝き、首領が紅子に語りかける。

「私もショッカーの一員だから戦闘服を着用しろ? 紅蝙蝠女はショッカーとしての私の名前?」

複雑な表情で紅子は戦闘服を受け取る。

「わ、わかったわよ…」
「イーッ!!」
「ハヒッ…」

突然、これまで体験したことのない、背筋がゾクゾクするような心地よい刺激が全身に走り、紅子は思わず情けない声を漏らした。

「い…いまの…なに… ちょ、ちょっとマナ! 着替えくらい自分で出来るわよ!」
「イーッ!!」
「ナヒッ……」

マナがショッカーの敬礼の姿勢で奇声を発するたびに、紅子の体に快感に似た衝撃が走る。

(そう言えば… マナに敬礼されると とても心地いい感じが… 気のせい…気のせいよね…)

紅子は首を傾げながら、マナから受け取った指揮官用の戦闘服に着替える。
網タイツと黒いレオタードを着けた紅子は、マナの物よりも長いロングブーツを履き、爪の部分が深紅に染まった革のロンググローブを嵌めると腰に紅いサッシュを巻く。

「着てみると…なんだかいい気分ね」

ブーツに取り付けられていた乗馬ムチを取ると、軽く振ってみたり、手の平を叩いてみたりと、普段の生活では味わえない感覚を楽しんでいた。

「人間を戦闘員に改造した気分はどうかですって?」

目の前で跪いているマナに視線を向けて。

「改造したって実感はないわ けど…   ゴメンねマナ あなたをそんな姿に…エッ? 気にすることはない? 私は選ばれた人間  強者が弱者を支配するのは当然の……こと…」

首領の言葉が紅子の心に波紋のように広がり、人として抱いた罪悪感を拭い去る。

「そう…ね そうよね  私はどんな事をしてでも、雪葵香に勝って教授になるって決めたの! そのためなら、悪魔にだってなるわよ!!」
「だ、誰かいるんですか? マナ? それとも先生ですか?」

紅子がレリーフに向かって力説していると、外の部屋から怯えて震えているカナの声が聞こえてきた。

「フフッ… ヴィールスの感染力を調べる実験体には丁度いいわ  マナ、あなたのヴィールスでカナをショッカーの戦闘員に変えるのよ」
「イーッ!! かしこまりました 紅蝙蝠女様」
「あっ、そこですか? そこの部屋にいるんですか?」
「そうよカナ ちょっとこっちに来てくれないかしら…」
「九鬼先生? マナも一緒ですか?  もぅ! 怖かったんですからぁ!!」

カナは泣きながら部屋に飛び込んで行く。

「九鬼先生? マナ? どこですか?  もう苛めないで下さいよぉ」
「なに言ってるのよ うしろよ うしろにいるじゃない」
「うしろにって、いまわたし……キャァァァァ!!」

振り返ってライトで紅子の顔を照らしたカナが悲鳴をあげる。

「バ、バ、バケ、バケモノ… バケモノ!!」

牙の生えた青白い顔で微笑んでいる紅子の姿は化け物にしか見えなかった。

「カナったら そんなに怖がらなくても」
「バ、バケモノ… 来ないで… 来ないでェ!!」

部屋の奥に逃げるカナを、紅子は邪悪に微笑ながらゆっくりと追い詰めて行く。

「こ、来ないで… お願い…あっちに行って… …お願い…助けて… …死にたくない…死にたくない…」
「フフフッ…   マナ、ヴィールスの2次感染力の実験をはじめなさい」
「イーッ!! かしこまりました 紅蝙蝠女様」

真っ暗な部屋の隅に人の気配を感じたカナが、震える手で持っているライトをその方向に向ける。

「ヒィッ… マ…マナ… イヤ、来ないで… こっちに来ないで…」

親友の赤と青にペイントされた顔を見たカナは、ヘナヘナとその場に崩れ落ちた。

「…いや…離して……やめてイタッ ア…アァァ…」

マナはカナの両肩を掴んで無理やり立たせると、遠慮なく首筋に咬みつき、悪魔のヴィールスを感染させた。
口をパクパクさせて、大きく目を見開いていたカナの瞳孔がゆっくりと開き、足元から床の上に崩れ落ちると、陸に上がった魚のようにビクビク痙攣しはじめた。

「別の変化があると面白いんだけど…」

カナの痙攣は直ぐに治まり、両手を床について立ち上がると、レリーフを見上げて右手を高々と掲げた。

「イーッ!! 偉大なるショッカー首領様に忠節を」

マナと同じ紅い瞳で、顔も赤と青に染まっているが、口元に牙が見当たらなかった。

「カナには牙が生えてないわ」

紅子が壁のレリーフを見やり話をすると赤いランプ明滅する。

「なるほど マナのように病原体になれる感染者の方が少ないのね」
「イーッ!!」

カナは奇声を発すると裸になり、マナの物とは違う戦闘服、網タイツに黒のレオタード、膝下までのブーツを履いて腰に紅いサッシュを巻いていた。
そしてマナの少し後ろに並んで立つと、紅子に向かって敬礼の姿勢をとった。

「イーッ!! 紅蝙蝠女様 何なりとご命令を」
「ヒッ…ァ…」

カナの敬礼する姿にも、痺れるような心地よさを感じた紅子が小さく身震いする。

(このゾクゾクする感じはなに…)

「エッ? どうかしたかって?  ええ、ちょっと気になることがあるのよ 彼女たち……の話し方なんだけど…」

紅子は心地よい違和感のことを首領に尋ねようとしたが、咄嗟に別のことを尋ねていた。

(こんな馬鹿げたこと訊いてどうするのよ! これは気持ちの昂ぶり! 高度な技術を手に入れることができることに興奮してるの、きっとそうよ!!)

そう自分に言い聞かせて、紅子は不安を押し殺した。

「元の姿に戻れば、少しはマシになる?」
「そう ならいいんだけど   それじゃそろそろ失礼するわ」
「えっ、なに? 夜はここに戻って来い? 大学を制圧するまではここを拠点にしろ? ハイハイ、いろいろ注文が多いわね…  だったら、私もこれだけは言わせて頂きます さっきあなたは、私もショッカーの一員だと仰いましたけど、私はあくまでも協力しているだけ、あなたの部下になった覚えはないから、勘違いしないでね   マナ、カナ帰るわよ」
「「イーッ!!」」

ショッカー戦闘員に生まれ変わったマナとカナを従えて、紅子は大学に戻っていった。



スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

怪人に変化したあとも人間に変装して工作に従事するというのもいいですよね。
私のはわりと異形化したら人間体への変身能力を持たない場合が多いので、人間体での活動も面白いなと思います。
先が楽しみです。

舞方雅人 様
ありがとうございます
異形化も嫌いじゃないですけど、どちらかと言うとそのままの姿で、が好きなのでww
プロフィール

いらっしゃいませ
管理人のxsylphyxにございます

since 2006.6.10
フリーエリア

現在の閲覧者数:

創作保管庫

掲示板

web拍手を送る
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

ブログパーツ配布部屋


最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。