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x only いつまで息抜きなの?

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いつまで息抜きなの?



映画「Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」

プリキュアにソックリなプリキュア、ようは偽プリキュアが登場するとのこと。
偽モノはいいから、プリキュアの何人かがシャドウの力に支配されて悪に染まってくれ!!
みなさんもそう思われたのではないですか?

この作品のCMを見るたびに xsylphyx はこんな創作を頭の中で描いていました。

今回からブログ上に創作をご用意させて頂こうと思います。
今までどおり『x only mobile』にもご用意させて頂きますが、少し遅れてのご用意になると思います。
携帯電話で見れない対策になればと思っていますのでご協力下さいませ。
それでは
『闇に染まる光』
連鎖を期待させる単品創作でございますが、ご賞味下さいませ。






光と闇の戦い。
光の力が宿るドレスを纏い、邪悪な力で闇のシモベと化した人々を開放する少女たち。
その汚れを知らない少女たちを、闇のシモベに変えようと闇の女王が新たな姦計をめぐらせる。


闇の女王の前に並んでいる3体の影。
シルエットだけを見れば、光の戦士エンジェルに見間違えるほどそっくりだった。
だがそのドレスは闇の女王が纏うドレスと同じ、闇の色をしていた。

「我が魔鏡に写し取ったエンジェルたちの姿から生み出した闇のエンジェル
  中はただの影人形ゆえ、大した力を持たぬが、1つだけ特殊な力を備えてある」

闇の女王の口元に邪悪な笑みがこぼれる。

「ゲジム この影人形を使い、あの忌々しい小娘たちの心を闇に染めるのです」
「ハハァ 闇の女王様  必ずやエンジェルどもを闇のシモベに」




光の国の女王から授かった光のドレスを纏い、闇の女王と戦うエンジェルイエローこと
山吹黄美(やまぶき きみ)は他のエンジェルたちが待っている教会へ急いでいた。

「文化際の準備で遅くなったよ 急がないと桃子先輩にまた叱られちゃうよぉ」

黄美は1ヶ月前に3人目のエンジェルとして誕生したばかり。
一日でも早く、戦いになれるようにと、仲間のエンジェルにしごかれていた。

「3日連続の遅刻… あぁ嫌だなぁ 行きたくないなぁ…」

走りながらボソリと言葉を洩らした黄美。
その言葉に答える声が響くと黄美は闇空間に捕らえられていた。

「でしたら私が手を貸して差し上げましょう
  1人で戦っている貴女の姿を見れば、エンジェルピンクも怒らないでしょう…
   但し 彼女たちが駆けつける頃には
    貴女は闇の女王様の忠実なシモベに生まれ変わっていますがね」
「や、闇空間! それにこの声、ダクネスのゲジム!!」

黄美はアリに似た姿をしたダクネスの幹部ゲジムを見つけると
首からさげた黄色い宝石を手に取っていた。

「いまわたしが闇の女王のシモベになるって言いました?
  クスクス… わたしたちにやられ過ぎて、頭がおかしくなったみたいですね
   わたしがダクネスなんかになるわけ無いのに…   ドレスアップ エンジェル!!」

黄色い宝石を額の前にかざした黄美の体が黄色い輝きに包まれ
その輝きが消えると、黄色のリボンとレースがあしらわれた白いミニスカートのドレスに
白いロンググローブとショートブーツ、黄色の宝石がはめ込まれたサークレットを着けた
エンジェルイエローへの変身が完了していた。

「今日は闇のシモベにされた人たちの姿がありませんね」
「そうですね  ですが、直ぐに
  闇のシモベに生まれ変わった戦士が現れると思いますよ」

ゲジムが紅い眼を細めると、嫌らしい笑みを浮かべているように見える。

「それってもしかして、わたしのことですか?  ホンっトしつこいなぁ…
  わたしはダクネスにならないって、言ってるじゃないですか!!」

黄美がジャンプして、腕を組んで宙に浮いているゲジムにパンチを打ち込む。
がそのパンチを黒い手が受け止めて、そのまま黄美を抱きしめようとした。

「エッ!? ヤダ離して!!」

手を振り解き、体を翻して距離をとった黄美の前に
自分と同じ姿をした影人形が姿を現わした。

「わたしと色違いのドレス… ダクネスのエンジェルイエロー?」

(まさか、ゲジムが言ってた闇のシモベってあれのこと?)

黄美は白い部分が黒く反転したエンジェルイエローのドレスを着た影人形
と向かい合ったまま考えを巡らせる。

(でもわたしが闇のシモベに生まれ変わるって…
  あの影人形がわたしと入れ替わって
   エンジェルイエローになるってことだったのかな…)

「どうかしましたか? 大人しく闇のシモベになる気になりましたか?」

ゲジムの言葉で影人形がエンジェルイエローを攻撃する。
パンチと蹴りだけで肉弾戦を仕掛けてくる影人形の攻撃を難なく避けると黄美は反撃に出た。

「そんな攻撃 当たりませんよ!!」

黄美がはなったパンチは影人形にヒットし
怯んだ影人形を一気に倒そうと、さらに攻撃を繰り出した。
がしかし、影人形は黄美のパンチを手の平で受け止めると
くるりと黄美の背後にまわり込み、黄美の体と自身の体を密着させ、重ね合わせた。

「エッ!? なに? ちょっと!
  離れな? は、離れない… どうして離れないのよ!!」

黄美の体は捕まれている訳ではなかったが
ピタリとノリで貼りつけられたように影人形の体から離れず
体を動かすことも出来なくなっていた。

「こうも簡単に捕らえることが出来るとは
  最初に貴女を選んで正解でした  他の2人なら、もっと警戒していたでしょうから」
「なんなのよ コイツ!コイツ!! 離れなさいよ!」
「ンン?  いけません、ピンクとブルーが近づいているようです
  2人が到着する前に、貴女には新しいドレスに着替えて頂かないと…」

紅い眼を細めたゲジムがパチンと指を鳴らした。
すると黄美に背後から重なり合っていた影人形がゆっくりと黄美の体と同化して
1つになり、しばらくすると黄美の体をすり抜けて、黄美の目の前に現れた。

「エッ!? なに どうして…」

自分の体をすり抜けて、目の前に現れた影人形の姿が
エンジェルイエローの白いドレスに換わっていることに
黄美は驚き、慌てて自分の姿を見やった。

「う、うそでしょ… わたしのドレスと入れ替わってる」

黄美が纏っていた白いドレスは
影人形が着ていた黒いドレスに置き換わり、怪しい光沢を帯びていた。

「上手く行きました
  闇のドレスを纏った貴女はもう、闇の女王様の忠実なシモベ」
「闇のドレス? そ、そんなことない!!
  ドレスが変わったくら…エッ……な…に…イッ…アグァ…」
「闇のドレスが貴女の心を闇に染めはじめたようです」
「ア…アガァァ… 頭の…頭の…中に…なにかが……
  ウグゥゥワァァァ……やめ…て…はいって…ヒッ…イヤァァァァァァ」

頭を押さえて苦しみ出した黄美の新しいサークレットの宝石に
禍々しいダクネスの紋様が浮かび上がり、黄美の心を支配する。

「イヤ……わたしは…ダクネスに…ならない…忠誠を…誓ったり…
  違う…ダクネス…じゃ…ない……わたしは…エンジェルイエロー……
   …わたしは…エンジェル……わたしは…………わたしは……………」

黄美がダクネスを拒絶する言葉を口にするたびに
ダクネスの紋様が黒く輝き、黄美の意識に闇への服従を植え付けた。

「ハイ わたしはエンジェルイエローです
  ハイ 闇の女王様にお仕えするダクネスのエンジェルイエローです
   ハイ わたしは闇の女王様の忠実なるシモベです」

頭を押さえていた両手を体の横に下ろした黄美はゆっくりと
ゲジムの前に移動し、右手を左の胸に添えるダクネスに忠誠を誓う姿勢をとった。

「闇のシモベ エンジェルイエローここに… ゲジム様、何なりとご命令を」

ドレスの色が黒くなったこと以外
何も変わっていない黄美の顔に残忍な笑みが生まれる。

「よろしい では最初のお仕事です
  2度と光に染まらぬよう 貴女の手で、その忌々しい石を砕きなさい」

ゲジムが白いドレスを纏ったままの影人形の額で輝く黄色い宝石を指差す。

「ハイ かしこまりました  ゲジム様」

冷たい眼で黄色い宝石を見つめる黄美の右手が強く握られ
これまで憎んできた邪悪な黒い気で全身が覆われる。

「闇こそ全て…  闇の女王様こそが全てを支配されるお方  絶対の存在…」

黄美は闇を讃える言葉を唱え

「胸くそ悪い輝き… わたしはこんな物を… フッ…ウフフ…
  もうこんな物を纏うような、バカなことはしない
   光を根絶やしにすることが、わたしに与えられた使命ですもの…」

黄美の全身を覆っていた黒い気が握り締められた右手に集まり
影人形の額で美しく輝いている光の象徴を打ち砕いた。
それと同時に闇空間を切り裂き、エンジェルピンクとブルーが飛び込んで来る。

「イエロー!!」
「エンジェルイエロー 怪我はありませんか?」

闇空間の裂け目から差し込んだ光で
エンジェルイエローの黒いドレスは、元の白いドレスに変化した。

「エンジェルピンク、ブルー! 来てくれたんですね」

闇に堕ちたことを微塵も感じさせない黄美に
エンジェルピンクとブルーが疑念を抱くハズもなく。

「遅くなってゴメンなさい エンジェルイエロー」
「大丈夫です エンジェルブルー
  たったいま、影人形を倒したところです! あとは…」
「ゲジムだけですね 了解です」
「イエロー 1人でよく頑張った、やっとらしくなってきたじゃん」
「ピ、ピンクに褒められた…   ありがとうございます!」

イエローをかばうように前に出たエンジェルピンクとブルーが戦闘態勢を整える。

「ゲジム イエロー1人を狙ったみたいだけどさ、残念だったね」
「今日こそ貴方を成敗致します お覚悟を!」
「ご冗談を 貴女たちに殺られるつもりはありませんよ…」

― エンジェルイエロー… 聞こえますか ―

ゲジムがピンクとブルーに悟られない
闇の思念でイエローに語りかけると黄美は小さく頷く。
サークレットの宝石がゲジムの闇の思念を受信して黄美に伝えていた。

― 今夜零時 貴女が通う学校の体育館で待っています。
   闇のシモベになったこと、2人に悟られないようにして下さい ―

ピンクとブルーの後ろで
黄美は右手を左胸に添えて忠誠の姿勢を見せると妖しく微笑んだ。

(闇の女王様に永遠の忠誠を…)

黄美は心の中で闇に忠誠を誓い小さく頭を垂れた。

「今日はこれで失礼しますよ エンジェルの諸君」
「待て! また逃げるのか、ケジム!!」

ケジムの体がユラユラとゆらめき、闇空間と一緒にエンジェルたちの前から消えた。

「チェッ! 相変わらず逃げ足の速いヤツだな で、イエロー ホントに大丈夫か?」
「影人形が相手だったとは言え、ゲジムも相手にしてよく頑張ったわね エンジェルイエロー」
「ピンクとブルーが特訓してくれたからですよぉ これからもお願いしま?す」



深夜、誰もいない学校の体育館。
ケジムの前で右手を左胸に添えて跪く
黒いドレスを纏ったエンジェルイエローの姿があった。

「ハイ ケジム様  何なりとお申し付け下さいませ」
「闇のシモベ エンジェルイエロー  この影人形を貴女に預けます」

顔を上げて影人形を見やった黄美の口元がつり上がる。

「かしこまりました ケジム様  エンジェルブルーを闇のシモベに……」







海マツリ新メニューがずいぶん増えていますよ?
xsylphyxも創作を投稿させて頂いておりますので
まだの方は是非とも足をお運び下さいませ。
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コメント

非公開コメント

プリキュアじゃないの?

新作SS、拝見いたしました。
影の力で心を闇に染めるっていうのは面白いですね。残り二人がどう染まっていくのか、続きが楽しみです。

せっかくプリキュアのネタを振ったんで、プリキュアで書いて欲しかった・・・

No title

面白かったです~。
続きに期待しています。
プリキュアっていいとこまで行くのに堕ちませんね。
書く予定はないんでしょうか?

プリキュアじゃなくてすみませんw

metchy さま
ありがとうございます
プリキュアで書くつもりだったんですけどね…
大人の事情ってコトでお許し下さいww
続きはあまり期待しないで下さいませ

通りすがりの悪堕ち好き さま
ありがとうございます
そうですよね、プリキュアは未遂?が多い作品でじれったい感がありますね
プリキュアでと思っていましたが……大人の事情と言う事でお許しをww
う~ん…続きはあまり期待しないで下さいね
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